初めに、アントニオ猪木さんが2022年10月1日逝去されました。ご冥福をお祈りします。
【訃報】アントニオ猪木さんが死去 79歳https://t.co/Mr1gouFfyw
元プロレスラーのアントニオ猪木さんが死去。79歳。72年に新日本プロレスを立ち上げ、その後プロレス全盛期を築いた。76年のモハメド・アリとの異種格闘戦は注目を浴び、世界中にテレビ中継された。 pic.twitter.com/ICR8Pu1XKL
— ライブドアニュース (@livedoornews) October 1, 2022
「元気ですかー!」の掛け声でおなじみのアントニオ猪木さん。元プロレスラーで引退後は参議院議員を務め、老若男女問わず人気がありましたね。
そんなアントニオ猪木さんの闘病生活、難病と言われる心アミロイドーシスの闘病についてまとめていきます。
《アントニオ猪木さんプロフィール》
- 本名:猪木寛至(かんじ)
- 生年月日:1943年2月20日(享年79歳)
- 出生:神奈川県横浜市
*アントニオ猪木が罹った難病・心アミロイドーシスとは?
アミロイドーシスはアミロイドと呼ばれる異常な蛋白質がさまざまな臓器に沈着し障害を引き起こす疾患です。アミロイドの沈着は、神経・心臓・腎臓・消化管・呼吸器・骨・関節などさまざまな臓器にみられ、そのうち心臓に沈着し心機能の異常や不整脈などを来すものを心アミロイドーシスと呼びます。
引用:日本赤十字社医療センター
アミロイドーシスでも、脳にアミロイドが沈着するものは「アルツハイマー型認知症」と呼びます。
アミロイドーシスは進行を防ぐことはできても完治には至らないため、難病と言われています。
心アミロイドーシスは難病ではありますが、症状としては心不全症(息切れやむくみ)、めまい、失神などが挙げられ、近年では珍しい病気でもないとのことです。
*アントニオ猪木・2019年秋から闘病していた
アントニオ猪木さんは耳の聞こえの違和感を感じ、病院で検査をして、2019年秋頃に「心アミロイドーシス」と診断されています。
昨年、少し耳が聞こえなくなって病院にかかったんです。そのときにいろいろな検査をしてもらい、心アミロイドーシスという難病に罹っていることが判明しました。それが昨年の秋ごろです。
アントニオ猪木が難病を告白 喜寿を迎え「心アミロイドーシス」との闘いhttps://t.co/qDjOu6KqzN
— アントニオ猪木 (@Inoki_Kanji) July 26, 2020
奇しくも同じ年、2019年の8月末に最愛の奥様・カメラマンの田鶴子さんが逝去された直後の診断だったようです。
診断の際、どのくらいの重症度だったかはわかりませんが、それから3年となると、診断時にはかなり重症だったのではないかと推測されます。
*アントニオ猪木・YouTubeチャンネルでの闘病の様子
アントニオ猪木さんは心アミロイドーシス以外でも幾度となく入退院を繰り返していました。
全盛期と比べてしまうとだいぶ外見が変わってしまっていますが、見る人を元気付けるその笑顔と「元気ですかー!」はこの頃にはまだご健在のようでした。
しかしこの動画の後に投稿されている他の動画ではかなり肉つきもよくなり、旅をする様子や、おいしいものを食べる様子などもアップされています。
すごく楽しんでいらっしゃる様子もあるので、もしかすると余命がわかっていて、最後を楽しもうという思いがあったのではないでしょうか。
*まとめ
- 心アミロイドーシスとはアミロイドが沈着することで心臓の働きが悪くなり、心不全を引き起こす病気
- アントニオ猪木さんは2019年秋から闘病していた
- 他の病気を併発し、入退院を繰り返していたが、最近は元気そうな姿を見せていた
最後に改めて、ご冥福をお祈りいたします。
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