夏休みの宿題は必要ない?日本と海外の宿題を比較

宿題
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今の時期、夏休みの膨大な宿題に追われ、親子ともに苦労している人も多いのではないでしょうか。

実際、夏休みの宿題はワーク・ドリル・自由研究・読書感想文・日記など、一見

やる意味ある・・・?

と思われるようなものもあったりして、そんな疑問からネットで調べる人もいます。

昨今、ブログやYouTubeなどでは「日本の宿題はやる意味なし!」と謳った記事や動画が溢れていますが、それは本当なのでしょうか。

*宿題はやり方が大事

結論から言うと、『宿題はやったほうがいい(あったほうがいい)』

理由は『長い休みで勉強をする習慣がなくなるから』

たしかにその通りです。

が、日本の宿題のやり方や多さについては疑問を持ったほうが良いかもしれません。

子どもたちの夏休みの宿題は本当に必要か?

この記事では、夏休みの宿題に関することが表グラフで見ることができますが、その中でも、読書感想文作文、自由研究には子どもは苦労している傾向にあります。

特に読書感想文や作文は、書き方に定型文が確立されてしまっていて、その通りにかかないといけなかったり、また表彰作品に選ばれたところで、もっと綺麗な文章にすべきと先生から添削されたりして、自由に自分の感想を書けないというところがやりづらいところかもしれません。

 

*日本と海外の宿題の違い

【夏休み】

日本はたくさんの宿題が出ますが、海外ではどうでしょうか。

アメリカの夏休み、日本の2倍の長さで宿題も少ない!?楽しそうすぎるんだが

この動画では、パキスタンの学校の夏休みの宿題を紹介しています。(アメリカの夏休みの宿題とよく似ていたため取り上げています)

とある学校では、夏休み開始直前に渡される宿題は全部で6ページで、最初の1ページ目は校長先生からのメッセージです。

要約すると、

「夏休みは家族と一緒に過ごしたり、新しい趣味を見つけたり、新しいスキルを学ぶ良い機会なので、楽しんで。ただ、長い夏休みに”勉強すること”を忘れてはいけないので、用意した何問かの宿題をやってください。」

と言うようにかかれてあり、夏休みは家族と過ごす時間を大切に、という思いが海外では強いようです。

また、学校の宿題・勉強を、というより、楽しく過ごす中で新しい趣味や技術を学んで自分をスキルアップさせる時間と捉えているようですね。

アメリカでは夏休みにサマーキャンプというものに参加するのが一般的で、ここでいろんなことを体験し、スキルアップさせることもあります。

海外の夏休みは日本と違い2ヶ月から3ヶ月に渡ることもあり、家族で長期の海外旅行に出かけることも新しい体験につながります。

『楽しい時間に学校のことがちらつくのも煩わしいだろうから、普段できない体験をたくさん楽しんで!』

というのが海外の学校のスタンスのようです。

そもそも海外では9月進学が多いため、夏休みが終わると次の学年に進学します。

そのため、よりこのようなスタンスになるのでしょうね。

 

*やらされる宿題とやる宿題

そもそも日本の宿題は

  • ドリル
  • ワーク
  • 自由研究
  • 読書感想文
  • 日記
  • 観察

などなど、問題数ややることがとても多くやらされる宿題が目立ちます。

それとは対照的に、海外の宿題はワークは多少あれど、

  • なにかについて自分なりに調べまとめる
  • それを休み明けにみんなの前でプレゼンをする

といった宿題が多くあり、自主性やみんなの前で話すスキルを身につけさせるもので、やる宿題という印象があります。

【アメリカンキッズ】こんな宿題やってます!アメリカの学校の宿題全部見せます!これはレベル高いのか?低いのか?☆ What homework are you doing?

また、この動画はアメリカの普段の宿題がわかりますが、パソコンを使ってワークや調べ物、まとめまでしていて、パソコンを使うスキルまで同時に習得できるのがとても良いですね。

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